1971年製の18金無垢のグランドセイコーです。

トノー型ケースは18金無垢で、上品な光沢を放ちます。
文字盤には繊細な絹目模様と光沢仕上げが施され、光のあたる角度によって美しい陰影が現れます。
ケースの金無垢の色よりワントーン薄い配色で、高貴な印象を感じさせます。

ムーブメントは自動巻きの『Cal.5645A』を搭載しています。
薄型・小型・軽量化を実現した機械式グランドセイコーの最終キャリバーです。
手巻き機能と秒針停止機能、日付表示、日付早送り機能を搭載しています。

発売当時のステンレス製56GSが約4万円であったのに対して、こちらの金無垢モデルは約20万円で販売された最高級品です。
金無垢モデルは流通量が少なく非常に珍しいモデルです。
さらにケース、文字盤が綺麗で、純正GSリューズ、純正18金尾錠付きの個体は希少です。
大切に扱っていただける方にオススメします。

操作方法

リューズの引き方：　ケースとリューズの間に爪を差し込んで、優しく引き出す

リューズを強く引くと抜けるおそれがあります。優しく引き出してください
リューズ曲がりを防止するために、腕から時計を外して操作してください
優しく操作することで、リューズへの負担を軽減できます

手巻き：　リューズ通常位置で、上方向回転
 

時刻合わせ：　リューズ2段引きで、下方向回転

2段引きの状態で、秒針が止まります

日付早送り：リューズ1段引きで、下方向回転

時計が『21時～翌2時』を指している時に早送り操作を行うと、故障します。
早送りを行う場合は時刻を6時あたりに合わせてから行うことをオススメします。

状態

こちらは当店でオーバーホールと外装仕上げ済みです。
 

ベルトは純正の新品ワニ革に交換済みですので、気持ちよくご使用いただけます。
尾錠は希少な純正で18金無垢です。
尾錠の内側に18金の刻印があります。
 

風防に小傷がありますが、文字盤の視認性良好です。
リューズも純正で、操作正常に行えます。

古い年代のため、非防水です。
雨の日や暑い日の着用を避けてご使用ください。