1970年製『IWC』の自動巻きモデルです。
文字盤は放射仕上げが施されており、角度によって上品に輝きます。
文字盤12時位置には、アップライトの『IWC』と筆記体の『International Watch Co』の社名が併記され、ヴィンテージらしい雰囲気を醸し出しています。
ケースは前面・側面ともにヘアライン仕上げで、ベゼルが鏡面仕上げが施されています。
ケース裏蓋はスクリューバック仕様で、リューズはIWC純正でお魚マーク入りです。
ケースとラグが一体となった流れるような美しいケースデザインが特徴で、半世紀近く経った今でもモダンな印象です。
搭載しているムーブメントは、ペラトン式自動巻『Cal.8541B』
従来のムーブメントと比べて薄型化され、もっとも実用的なペラトン自動巻といわれています。
秒針停止機能、日付早送り機能、手巻き機能つきで、実用性が高いです。
操作方法
手巻き:リューズ通常位置で上方向回転
時刻合わせ:リューズを引いて上方向回転
日付早送り:リューズを引いて、時刻合わせで『23時45分〜24時』を往復
1)夜の12時(24時)まで針を動かしてください。
日付が変わった場合は夜の12時です。変わらない場合は昼の12時です。
2)日付が変わったことを確認いただいたら、23時45分まで針を戻してください。
翌日のカレンダーを表示する準備がされます。
3)24時まで針を進めてください。
日付が1日進んだことを確認してください。
1)〜3)の繰り返しで、日付を1日づつ早送りできます。
ムーブメントへの負担を軽減するために、ゆっくり操作を行ってください。
状態
こちらは当店で2016年12月オーバーホール、現状の日差はタイムグラファー計測で、平置きで+5秒、9時上(リューズ下)で+7秒です。
(巻き上げ量・使用環境によって誤差が生じますので、参考値としてお考えください)
古い年代のため、非防水です。
雨の日、暑い日の着用を避けてご使用ください。
衝撃に気をつけてお使いください。