1969年製のコンステレーション 角型ケースのモデルです。
同時期のコンステレーションは『ジェラルド・ジェンタ』デザインの『Cライン』ケースが多いですが、
こちらは珍しいスクエアケースのモデルです。
ケースと文字盤がシルバーのワントーンで、シックなデザインに仕上がっています。
ベゼルはホワイトゴールドで、美しい輝きがデザインのアクセントになっています。
文字盤6時側には、スイス公認クロノメーター検査協会(C.O.S.C.)によるクロノメーター認定の証『CHRONOMETER OFFICIALLY CERTIFIED』の表記があります。
搭載しているムーブメントは『キャリバー751』。
クロノメーター認定を受けた銘キャリバーで、当時のラインナップの中では高級機にのみ採用されていました。
ムーブメントには、『5姿勢と温度差での調整』を意味する『ADJUSTED FIVE (5) POSITIONS AND TEMPERATURE』の刻印があります。
ムーブメント全体に赤金メッキが施され、高級機らしい風格が漂います。
ホワイトゴールドベゼル、デイデイトのムーブメントを用いた贅沢なモデルです。
珍しいモデルのアンティークオメガをお探しの方にオススメです。
操作方法
リューズの引き方: 裏面から、ケースとリューズの間に爪を差し込んで、優しく引き出す
リューズはケースに埋まるような位置に収まっているため、リューズ操作は慣れが必要です。
1段引きは、裏面からケースとリューズの間に爪を押し込む(テコのように動かす)
2段引きは、爪でリューズをテコのように動かしてください。
リューズ曲がりを防止するために、腕から時計を外して操作してください。
優しく操作することで、リューズへの負担を軽減できます。
手巻き: リューズ通常位置で上方向回転
時刻合わせ: リューズ1段引きで下方向回転(秒針は止まりません)
日付早送り: リューズ2段引き
日付早送りを連続で行う場合は、リューズ2段引きの位置と1段引きの位置を往復するとできます。
便利な早送り機能ですが、時計が『21時〜翌2時』を指している時に早送り操作を行うと故障します。
早送りを行う場合は時刻を6時あたりに合わせてから行うことをオススメします。
曜日早送り: なし
曜日の早送りはありませんので、時針を2周回す(24時間)ことで合わせてください。
状態
こちらは当店でオーバーホール済みで、すぐにご使用いただけます。
風防はオメガ純正です。中央部分にΩの透かしマーク入り。(ルーペで見える程度)
小傷がありますが、文字盤の視認性は良好です。
ブレスレットは純正の専用デザインで、腕回りは最長185mmまで対応できます。
雨の日や暑い日の着用を避けて、非防水でご使用ください。