セイコーの最高級機【グランドセイコー】と並び
最上位に位置づけられる【キングセイコー】。
”スイスクロノメーター”を目標とする高精度腕時計
【キングセイコー】のファーストモデルです。
グランドセイコー誕生の翌年、
1961年に第二精工舎から発表され、3年間ほど製造されました。
グランドセイコーに匹敵するスペックを持ちながら、
グランドセイコーより直径が2mm小さいムーブメントを採用した
最高峰モデルです。
当初は金張りケースのみでしたが、
後にステンレスケースが追加されました。
ステンレスケースの方が生産期間が短く、
生産数が少なく希少です。
文字盤12時側に”KING SEIKO”の印字があり、
6時側にAD文字盤(アップリケダイアル)のマークが入っています。
文字盤は放射仕上げで、
シンプルながら高級感があります。
ケース直径が34.7mm、厚みが9.8mmですので、
腕回りが細い方にもシックリくるサイズ感です。
搭載しているムーブメントは、
香箱受けの止めネジが2本になった後期型です。
リューズは”W SEIKO”の刻印入りです。
こちらは2017年1月オーバーホール歴があります。
風防は新品(社外品)に交換済みです。
外装仕上げ済みで、ケースに目立つような深い傷はありません。
文字盤に汚れがありますが、
裏蓋のメダリオンは綺麗に残っています。
ベルトは新品(純正品)に交換済みですので、
気持ちよくご使用いただけます。